Model 2000

導入

Model 2000 Control/Data Acquisition Unit (コントローラー／データ収集  装置。 M2000)は、市場において、   水晶発振子マイクロバランス に関連する制御およびデータ収集機能の実験室品質のコントローラーとして最高の製品です。 Model 2000は、最大12の様々な弊社のQCM質量センサー(MK9、MK10、MK16、MK17、MK18、MK19、MK21、MK23 および MK24)のあらゆる組合せと汎用ホストコンピュータを低コストで高速に接続したいという増大するニーズを満たすためにデザインされました。 極小の前面パネルを持つM2000は、業界標準RS232シリアルリンクでホストコンピュータと通信します。シリコンダイオードおよびPRT温度センサーを両方とも収容しており、巻き線型ヒーター、PRTヒーターならびにシングル、デュアルおよび3段階の熱電素子を稼働できます。さらに、蒸発セルに使われるような外部ヒーターに動力を供給することもできます。

温度制御が自動的に行われている間に、各チャンネルの温度と周波数データがシリアルリンクを通じてホストに送信されます。基本 装置 は4チャンネルを処理でき、4段階で12チャンネルまで拡張できます。1秒および1チャンネル毎に1つの測定値のデータがホストに送信されます。ホストに送信される温度データの単位はケルビン(絶対温度)で、最下位の数値は1ケルビンの1/100(0.01 K)を表します。弊社のエレクトロニクス製品では、絶対精度のセンサーの精度に対して、1ケルビンの1/4以上の誤差は生じません(0.25 K未満です)。熱 流動を取り除く相対精度のため、生じる誤差は1ケルビンの1/10未満(0.1 K未満)です。

ホストに送信される周波数データの単位はHertzです。相対精度は100万分の1を超えています(>1 ppm)。すべての周波数(1 KHz から600 KHz)に対し、浮動小数点付きの７桁が送信されます。そのため、100 KHzの周波数では最下位の桁は1/10 Hz (0.1 Hz)を表します。同梱のソフトウェアは簡単にインストールしてご使用いただけます。また、シンプルなコマンドシーケンスで使用可能なプログラミング言語が含まれています。ご要望があれば、ソフトウェアをインストールしたホストコンピュータを提供可能です。もしくは、社内のコンピュータも利用可能です。