Model 3000

導入

Model 3000 Control/Data Acquisition Unit (Model 3000制御／データ収集装置。M3000)は、水晶発振子マイクロバランスの制御およびデータ収集機能のためのフライトレベル品質のコントローラーです。Model 3000は、フライトでの運用を目的として、様々なQCM質量センサー(MK10、MK16、MK17、MK18、MK19、MK20、MK21、MK24 およびMK26)を低コストで高速に接続するための手段に対する増大するニーズを満たすためにデザインされました。

M3000は業界標準のRS-232もしくはRS-422シリアルリンクで通信します。シリコンダイオードおよびPRT温度センサーを両方とも収容し、巻き線型ヒーター、PRTヒーターならびに、シングル、デュアル、および3段階の熱電素子を稼働できます。さらに、蒸発セルで使われるような外部ヒーターに動力を供給することもできます。 温度制御が自動的に行われている間に、各チャンネルの温度と周波数データは出力アナログ電圧(0から4.096V)としてシリアルリンクに送信されます。温度設定およびデータは-128ºCから+128ºCの範囲を持ち、溶解能は0.0625ºCです。周波数サンプリングレートは、プログラム可能なサンプリング周期として25msecから1.275sec ±5msecを提供する応用ニーズに合わせたり、2個から4095個のサンプル周期や50msecから1:27:02.125時間を合計したりするよう、カスタマイズ可能です。

システム維持管理が、CPU温度、5V動力供給、TQCM振幅、負荷サイクルおよびPRT電流を含む様々なパラメーターについて提供されます。システム操作をカスタマイズするために3つのサーボ制御が提供されているように、アナログヘルスビットが提供されています。 このシステムではQCMケーブルの長さを75ft. (23 m)まで延長可能です。